ページ番号1000940 更新日 平成30年2月16日

ジャケットじゃけっと
英語表記
jacket
分野
その他

固定式の海洋プラットフォームの躯体{くたい}をなす、脚・桁{けた}・襷{たすき}の各部材により全体として台形立方錐{だいけいりっぽうすい}に組み立てられた鉄鋼構造物。普通、鋼管類を溶接して製作され、所定の位置まで台船で運ばれ、そこで海中に投下すると同時に引き起こされて、底部は海底に着底し頂部は洋上に突出するように設置され、その後、数本の長いパイルを海底深く打ち込むことによって脚はしっかりと海底に固定される。ジャケットという名称は、もともとは海底面から洋上まで立ち上がっている坑井管の保護のための構造物という意味から出たものであるが、現在では、各種の目的の、各種の施設を搭載した海洋プラットフォームの下部構造物を全般的にジャケットと呼んでいる。最近では設置水深も300mを超え、搭載物も多くデッキ面積も大きく、総重量は数万トンに達するジャケットもある。大水深の場合は、上下二段に分割製作し、海中で接続・組み立てる工法もとられる。防食のため、耐海水塗装はもちろん亜鉛電極を所々に接着する。
カニカル式の二つのタイプがある。採揚作業に使われるほか、抑留の危険性がある場合、掘進中にも使用される。