ページ番号1000941 更新日 平成30年2月16日

ジャッキアップ・リグじゃっきあっぷ りぐ
英語表記
jack-up rig
分野
その他

ジャッキアップ・リグは、移動式海洋掘削装置の一種であり、接地式甲板昇降型海洋掘削装置といわれる。
掘削装置を搭載した船体部と、昇降可能な脚より成る。移動時は脚を上げ船体浮上し、掘削作業時は脚を下げ船体部を海面上に持ち上げて作業を行う(図参照)。脚の昇降装置の形式や構造により次のように分類される。
(1) ラックアンドピニオン式
(2) 油圧式
(3) 空気圧式
脚数は昇降装置の能力により多脚型もあったが、最近は三脚型が主流となっている。従来の掘削装置が船体の内側にあるスロット型に対し、船体外側へオーバーハングするカンチレバー型が登場し、ジャケットでの掘削・改修作業などの作業性に優れていることから、最近建造されるジャッキアップは大部分がカンチレバー型となっている。ジャッキアップの稼働限界水深は、昇降装置の改良、使用鋼材の高張力化などにより少しずつ増大はしているが、他型式との経済比較により、現在では 90 ~ 100m が限界となっている。ジャッキアップ・リグの総数は、1984 年 11 月現在、449 基であり、移動式海洋掘削装置総数 803 基の 56 %を占めている。

図 甲板昇降型海洋掘削装置「第八白竜」カンチレバー式