ページ番号1000949 更新日 平成30年2月16日

重力異常じゅうりょくいじょう
英語表記
gravity anomaly
分野
その他

各地で測定した重力値またはそれに各種の補正をした値とその場所における標準重力との差を重力異常という。
ただし標準重力は、地球楕円体上での理論的な重力である。実際に測定した場所は、地球楕円上にはないことが多い。そのため実測重力を単純に標準重力と比較しても意味はない。何らかの方法で、実測重力を、地球楕円体上(おおよそ海抜0m)の値に補正して比較する必要がある。こうした補正の仕方により、フリーエア異常ブーゲー異常、などの種々の重力異常が定義される。
一般的には、地下に高密度の岩石があると重力値は標準重力よりも大きくなり、逆の場合は小さくなる。こうした現象から逆に重力値を測定することによって地下構造や地下の物質の密度分布を推定することができる。

(田中 智之、2008 年 5月)