ページ番号1001441 更新日 平成30年2月16日
ネムベクリーク油田ねむべくりーくゆでん
- 英語表記
- Nembe Creek oilfield
- 分野
- 油・ガス田
ナイジェリア南部の低地(スワンプ地帯)、海岸線から内陸側約 15km に位置する、同国の代表的油田。
シェル-BP により 1973 年に発見され、1977 年に生産が開始された。
地質区としてはニジェール・デルタ盆地(デルタ盆地)に属し、集油形態は成長断層に伴って形成された背斜構造、集油面積は約 8 km2 。主油層は第三紀中新世の砂岩(多層)で、深さは 2,100 ~ 3,600m 。究極可採埋蔵量は 6 億 2,500 万バレルと見積もられている。原油はパラフィン基で、比重 31.0°API。
近年、産油量、累計生産量はともに発表されておらず不明である。
主文献『世界の大油田』(1984)
(齊藤 隆、2006 年 3 月)