ページ番号1001455 更新日 平成30年2月16日

ノルマル曲線のるまるきょくせん
英語表記
normal curve
同義語
ノルマル検層 [ のるまるけんそう ]
分野
その他

電気検層で記録される比抵抗曲線の一種である。二極法によって深度に対して連続的に地層の比抵抗の記録(ログ)をいう。
電極間隔の短いものをショート・ノルマル(short normal)といって、主に地層対比に利用し、通常16in(約40.6cm)のものが使用されている。また、電極間隔の長いものをロング・ノルマル(long normal)といって、主に地層の真の比抵抗を求めるために利用され、通常64in(約162.6cm)のものが使用されている。比抵抗の単位は、オーム・メーター(ohm-m)で表されている。電気検層の基本となるものであり、1920年代に開発され使用されてきたが、現在ではDLL (Dual Laterolog) あるいはDIL (Dual Induction-Laterolog) が比抵抗検層の主流である。

(齋藤 克栄、2008 年 2月)