ページ番号1001542 更新日 平成30年2月16日

非爆薬震源ひばくやくしんげん
英語表記
同義語
アクアパルス [ あくあぱるす ]
分野
その他

弾性波を用いる物理探査では、人工的に地震波を発生させることが必須である。このための震源として爆薬が用いられるが、地表の環境条件によっては爆薬が使用できないケースも多い。このような場合に用いられるのが、爆薬を使わないと言う意味の「非爆薬震源」である。
非爆薬震源の種類としては、重錘落下や加速式重錘落下震源、油圧装置によりスイープと呼ばれる振動を発生させるバイブロサイスなどが広く用いられる。海上調査でも震源として爆薬が用いられることは珍しく、今日ではエアガンウォーター・ガンなどの非爆薬震源が用いられる。

(黒田 徹、2008 年 5月)