ページ番号1001759 更新日 令和4年1月20日

メタンハイドレートめたんはいどれーと
英語表記
methane hydrate
分野
その他

 非在来型天然ガス資源の一種であるメタンハイドレートは、水分子が水素結合により形成する籠(かご)状の格子の中にメタン分子を取り込んだ固体結晶で、燃える氷とも呼ばれる(図1)。

methane-hydrate01

図1:人工のメタンハイドレート燃焼写真

 メタンハイドレート1m3が分解すると0.8m3の水と、理論的には172m3 (0℃、0.1MPa)のメタンになるが、「かご」の中にメタンがすべて取り込まれないので(ケージ占有率)、目安としてメタン165m3がよく用いられる。
 メタンは都市ガスの主成分として使われる無色・無臭のガスである。メタンを主成分とする「天然ガス」は、燃焼時の二酸化炭素の排出量が石油や石炭を燃焼させた時より少ないため、環境に優しいクリーンなエネルギーと言われており、メタンハイドレートは次世代エネルギーとして期待されている。
 メタンハイドレートが安定的して存在する領域は、温度0℃の環境では23気圧以上、1気圧では温度-80℃以下という「低温・高圧」の環境で(図2)、陸上ではシベリア、カナダ、アラスカ等の永久凍土層の下や、海洋では水深500m以深の大水深に存在する。

図2メタンハイドレート安定領域図
図2:メタンハイドレート安定領域図

砂層型メタンハイドレートの研究開発についてはMH21-S研究開発コンソーシアム(https://www.mh21japan.gr.jp/(外部リンク)新しいウィンドウで開きますのホームページを参照

 

画像出典:MH21-S研究開発コンソーシアム

(メタンハイドレート研究開発グループ  2021年12月)