ページ番号1001908 更新日 平成30年2月16日

ワイヤーライン・ログわいやーらいん ろぐ
英語表記
wireline log
同義語
ワイヤーライン検層 [ わいやーらいんけんそう ]
略語
WL [ wl ]
分野
その他

ワイヤーラインと呼ばれるケーブルで測定器を坑井内に昇降下して地層の物理的性質を測定する検層のこと。
ワイヤーラインは心線、7芯の導線からなる金属性の螺旋状に織り込まれた外装ケーブルであり、検層器と地表のデータ取得システムの間でのデータやコマンドの送受信や電力を測定器に送る役割を持っている。ワイヤーラインによる検層に対し、LWD及びMWDは測定機器が掘削アセンブリーに装備されており掘進しながら測定をする方法がある。測定器を坑井内に昇降下する仕方により検層システムを区分する場合にこの様な呼び方が使われる。一般的には坑井の最深度からケーブルを引き上げながら地層の物理量を連続的に測定し、得られた測定値の連続的記録を“ログ、log”と呼ぶ(“log”は通信や航海の記録を意味する)。

検層検層システム
ワイヤーライン検層
(齋藤 克栄、2008 年 2月)