ページ番号1001950 更新日 平成30年2月16日

ESPOパイプラインespoぱいぷらいん
英語表記
east siberia pacific ocean pipeline
分野
パイプライン

 東シベリア-太平洋(ESPO:East Siberia-Pacific Ocean)パイプラインは、タイシェットから沿油地方のコズミノ・ターミナルまで総延長4,800km、口径は40”~48”(1,020mm~1,220mm)の石油パイプライン。
 東シベリアのVankor油田(24万バレル/日)、Verkhnechon油田(5万バレル/日)、Talakan油田(8万バレル/日)の3油田が主体で、これに西シベリアからの原油が「応援」で追加されている。
 タイシェットから途中のスコボロディノまでのESPO-1(総延長2,694km)は、2009年12月から稼働を開始し、ナホトカ港南東部のコズミノ・ターミナルから10万トン級タンカーによる原油輸出を開始した。2010年の輸出量は能力いっぱいの日量30万バレル(年間1,500万トン)の見込みである。

ロシアから極東向けパイプラインが始動する
(石油・天然ガスレビュー、2010.7 Vol.44 No.4)