ページ番号1001956 更新日 平成30年2月16日

Gas to wiregas to wire
英語表記
Gas to wire
略語
GTW
分野
その他

 天然ガス(gas)のエネルギーを電力に変換して送電線(wire)で輸送する方法、Gas To Wire(GTW)。
 井戸元で天然ガスを燃料としたCCGT(Combined Cycle Gas Turbine)発電を行い、直交変換し、高圧直流(High Voltage Direct Current)輸送し、需要地で再度、直交変換して交流に戻し電力供給する技術である。CCGTもHVDCも既存の技術である。この技術は、高圧輸送時の電力ロスが、交流電流に比べて直流電流は少ないことを利用したものである。インバーター用半導体コストの低下が高圧直流輸送の経済性を高めた。今後は、さらなる高圧化送電技術の開発が技術的課題である。GTWシステムは、市場にパイプラインでガスを輸送し、市場で発電するシステムと直接的に競合する。需要地が電力のみを必要とする場合や競合システムの経済性が低い場合(すなわち、天然ガス輸送量が少ない時に単位輸送量当たりのパイプライン敷設コストが高くなる場合)に、適用可能性がある、といわれる。

中小天然ガス田マネタイゼーションの新展開 ~新しい開発手段の特徴と可能性について:試論~(石油・天然ガスレビュー、2005.9 Vol.39 No.5)

(森島 宏、2010年5月)