ページ番号1001986 更新日 平成30年2月16日

LP ガス輸入基地lp がすゆにゅうきち
英語表記
LPG import terminal
分野
その他

産ガス国から低温タンカーで輸送された LP ガスが最初に陸揚げする受入、出荷施設。
輸入基地の機能は大別すると受入れ、低温貯蔵、移送、高圧貯蔵、出荷部門等で構成されている。機能のうち低温貯蔵設備が中枢的となり、1 基地あたり数基の低温タンクを所有している。民間備蓄義務量の大半は同施設で貯蔵されている。いったん低温タンクに貯蔵された LP ガスはその後、常温高圧にされたのち、高圧タンカーやタンクローリー等に積込まれて二次基地、三次基地、消費プラント等へ出荷される。現在日本国内には 36 カ所に輸入基地があり、プロパン 235 万トン、ブタン 185 万トン、合計 420 万トンの貯蔵能力を有している。

(吉田 斉、2006 年 3 月)