ページ番号1002006 更新日 平成30年2月16日

PONA分析pona ぶんせき
英語表記
PONA analysis
分野
その他

軽質油中の成分をパラフィン(paraffins)、オレフィン(olefins)、ナフテン(naphthenes)、芳香族(aromatics)の 4 種に分けて定量するもので、各成分の英文名の頭文字をとって PONA 分析と呼んでいる。この分析結果はオクタン価、セタン価、安定度などを判断する目安になる。試験は一般に蛍光指示薬吸着法(FIA 法)と屈折度切片法を組み合わせて行う。蛍光指示薬吸着法は、日本工業規格(JIS)の K2536(燃料油炭化水素成分試験方法〈蛍光指示薬吸着法〉)や ASTM D 1319 に規定されている。シリカゲルと蛍光染料付きのシリカゲルを詰めた吸着管に試料を注入して吸着させ、イソプロピル・アルコールを加えて展開させると芳香族分、オレフィン分、飽和分の 3 層に分かれるので、各層の長さを測って、それぞれの濃度を算出する。屈折度切片法は、飽和分の比重と屈折率から屈折切片の値を求め、この値を用いて所定のグラフからナフテンの量を求める方法で、ASTM D 2159 に試験方法の規定がある。なお、試料から飽和分を取り出すには、ASTM D 2002 によって試料を硫酸―五酸化りん液と振り混ぜて未反応物として分離するか、ASTM D 2003 のカラム・クロマトグラフィによって分離する。