ページ番号1003973 更新日 平成30年3月5日

中国:天然ガス不足への対応と近年発見された大型ガス田の開発

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レポートID 1003973
作成日 2010-01-22 01:00:00 +0900
更新日 2018-03-05 19:32:42 +0900
公開フラグ 1
媒体 石油・天然ガス資源情報
分野 天然ガス・LNG探鉱開発
著者 竹原 美佳
著者直接入力
年度 2009
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 更新日:2010/1/22 調査部:竹原 美佳 中国政府・企業は寒波による天然ガス供給不足に対し、国産ガスの増産、輸入LNG緊急調達、産業向け供給抑制で対応。また、政府は天然ガス地下貯蔵やLNG受入基地建設ペースを加速させる方針(LNGの緊急調達は、今後北東アジア向けの価格上昇要因となりうる)。 ・中国では今後も冬場の天然ガス供給不足が起こりうる。地下貯蔵など季節需要差に対応する設備の充実、末端都市ガス供給網の整備が必要である。 ・中国の天然ガス需要は今後も増加が見込まれるが、国産ガスは増産を続けており、2000年以降西部や深海で発見された大型ガス田が続々と開発に移行しており、300~400億m3/年の追加供給が期待できる。 ・輸入パイプラインガス・輸入LNGの調達(供給)は国産ガスの供給を補うペースで順調に推移。 ・国産ガスは、埋蔵量ポテンシャルはあるが、開発難易度が上昇する一方、低く抑えられた国産ガス価格が開発の足かせとなる可能性がある。天然ガス価格制度の改革が必要と思われる。 ・中国:天然ガス不足への対応と近年発見された大型ガス田の開発状況 中国:国内ガス需給見通しからロシアからの天然ガス導入の可能性を探る(2009年8月) 中国:天然ガス調達と価格改革を巡る動き(2009年11月) 稿は、下記の続報である。 本(1)寒波により各地で天然ガス不足発生 .天然ガス不足への対応 1昨年11月以降、広範囲に亘る寒波の襲来で、気温が低下したことにより北京市、河南省、重慶市、江蘇省、浙江省など各地で天然ガスの供給不足が発生している。いずれも陝京、忠武、西気東輸といった幹線パイプラインにより天然ガスを利用している都市で、冬場の暖房用需要により季節ピーク差が大きいことが特徴である。北京市では夏と冬の需要差が韓国のように5倍に達する(首都圏は2倍弱)。 ①北京市など華北地域の天然ガス不足 北京市など華北地域はオルドス盆地(陝西、甘粛、寧夏にまたがる堆積盆地)の長慶ガス田と天津付近の華北油田で生産する天然ガスを利用している。北京市は1997年の陝京パイプライン(以下、PL)の導入以後、市内中心部の炊事や暖房用の燃料を石炭から天然ガスに全面的に切り替えた。北京市で最も消費量が増えるのは通常は暖房消費が伸びる12月と1月である。 北京市をはじめとする華北一帯で11月前半から寒波により消費が急増、前年同時期より56%増加した。大港貯蔵庫は通常11月中旬まで天然ガスの貯蔵を行うが、2009年は貯蔵時期を繰上げ、11月9日から29日にかけて前年同時期の3倍にあたる累計2.8億m3の放出を行った。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 ヲ波は11月以降も断続的に襲来し、1月に北京市は40年ぶりの寒波に見舞われた。1月5日には気温がマイナス15.6℃に達した。北京市は1月の都市ガス計画供給量を日量4,200万m3としていたが、実際は日間消費量が連日5,000万m3を超えた。北京市の都市ガス供給網は消費量が5,200万m3/日を超えると供給に支障が生じる恐れがあるため、8日に北京市政府ならびに北京燃気(都市ガス会社)は公共機関への供給制限(暖房の温度設定や消費の抑制)に踏み切った。 河南省、重慶市、陝西省、江蘇省、浙江省などでは地下貯蔵設備がなく、もっぱら産業向けの供給調整により、家庭向けの供給を確保した。 例えば重慶市は忠武(重慶市忠県-河南省武漢間)PLにより河南省に天然ガスを供給する産ガス地域だが、天然ガスの供給が不足、家庭向けの供給を確保するため、11月21日に自動車の圧縮天然ガス(CNG)サーチャージを導入、また自家用車向けの供給時間を10:00~22:00に制限した。自家用車は給油ならぬ給ガスのため深夜数時間並ぶ羽目になった。また化学肥料プラント向けの供給もおさえられたという。 浙江省は新疆タリム盆地の天然ガスを利用している。西気東輸パイプラインにより約550万m3/日の供給を受けていたが、11月に供給量が460万m3/日に減らされ、浙江省は各市への供給を10万m3/日程度減らすなど供給の調整を行った。 考①中国の天然ガス地下貯蔵 中国で現在稼動中の天然ガスの地下貯蔵設備は北京市近傍の大港地下貯蔵設備のみである。同設備はPetroChinaが陝京PLのバックアップとして2000年に着工、2006年に全面的に完成した。現在、大張?、板中北など6基の貯蔵庫(枯渇ガス田活用5基、岩塩ドーム利用1基)が稼働中である。貯蔵量は合計約30億m3でWorking Gas(排出可能量)は約18億m3である1。大港地下貯蔵設備の天然ガスは通常11月中旬までにガスを貯蔵し、冬場のピーク調整に使用する。 参PetroChinaは現在2箇所で天然ガス地下貯蔵設備を建設中である。北京市の近傍にある京58貯蔵庫は3基(枯渇ガス田を利用)を建設中で、貯蔵量は合計11.5億m3、現在永22貯蔵庫が試運転を開始しており、近く北京向けに60~100万m3/日の供給を開始する予定である。また、PetroChinaは西気東輸PLの華東地域向けのバックアップとして江蘇省金壇にも貯蔵庫を建設中である。岩塩ドームを利用したもので貯蔵量は26億m3である。 ②華北以外の地域 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 1 中国建設報2009年12月3日 \1:西部から都市部向けの主な天然ガスパイプライン 事業者PetroChinaPetroChinaPetroChinaPetroChinaPetroChina起点(盆地名)陝西省(オルドス)新彊(タリム)陝西省(オルドス)四川(四川)区間陝京(靖辺~北京)西気東輸(輪南~上海)陝京第2(靖辺~北京)忠武(忠県~武漢)河北(陝京PL延伸)陝京第2(延伸)(永清~秦皇島)パイプ口径上段:mm下段:インチ幹線総延長(km)設計輸送能力上段:億m3/年下段:MMcfd圧力(Mpa)稼働開始660261,0164066026711281,016409183,83994071931210→3397→319120→1701,161→1,1601201,16130290908706.4101997年2004年2005年2005年2009年 政府は天然ガス不足に対し、供給の増加・調整により対応しようとしている。国家発展改革委員会は11月26日、関連地方政府行政部門ならびに3大国有石油企業に対し「天然ガスの安定供給保障に関する緊急通知」を出した。国有石油企業3社(CNPC、SINOPEC、CNOOC)に対しては国産天然ガスの供給増加(高負荷状態の生産維持)を求めた。そして、供給側と需要家側が協調し、天然ガス供給不足が発生した陝京、西気東輸、忠武PL沿線の重点地域への安定供給を確保するよう求めた。需要家側に対しGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 JOGMEC作成 (2)政府の対応 図1:天然ガス不足が発生した地域 トは、2007年8月に同委員会が公布した「天然ガス利用政策」の原則にもとづき、まず家庭向けのガス供給を最優先し、自動車用のCNG(圧縮天然ガス)の供給削減など優先順位に応じ産業向けの供給調整を抑制、それらが充足した上で公共施設等重点分野への供給を行うよう求めた。 参考②「天然ガス利用政策」のポイント 2007年8月30日、中国国家発展改革委員会は「天然ガス利用政策」を公布した。第1項「政策制定の必要性」から第7項「その他規定」に至る7項目で構成されており、第1項「政策制定の必要性」において、国内における天然ガスの需給ギャップ、国際天然ガス価格の高騰、天然ガス生産地域における非合理的な利用などについて言及し、天然ガスの開発・利用を統一し、限られた資源である天然ガスを合理的に開発・利用するため、本政策を制定したと説明。また、天然ガスの合理的な利用が、大気環境汚染の改善やエネルギー節約・排出削減目標の実現につながるとしている。 第4項の「天然ガス利用分野ならびに順序」では、天然ガスの利用分野を都市ガス、工業(産業用)燃料、天然ガス発電、天然ガス化学工業の4種類に分け、さらに優先順位を優先、許可、制限、禁止の4段階に設定している。ポイントは概ね以下の通りである。 (1) 優先利用分野 都市ガス(民生用)を筆頭に、公共施設や天然ガス自動車、コジェネレーション(熱電併給)などへの利用 (2)利用許可分野 集中暖房(集中空調)や産業用燃料の天然ガスへの転換(石油やLPGからの燃料転換) 石炭からの転換は、環境、経済面で優位性が確保されるという条件付き 天然ガス発電は、電力の負荷が高く、かつ天然ガスの供給に支障が無い地域において、ピークシェービング用の発電を許可。また、域内で調達が可能であり、化学工業も天然ガス利用量が少なく、経済性が確保されていれば許可。 (3)制限項目 前述(2)の要件を満たしていない天然ガス発電 既存の天然ガスを原料とした合成アンモニアプラントの拡張 合成アンモニアプラントの石炭から天然ガスへの燃料転換 メタンを原料としたアセチレンや塩化メチールなどの製造 (4)禁止項目 陝西、内モンゴル、山西、安徽の各省、自治区など13の大型石炭生産基地における天然ガス発電所の建設 天然ガスを原料としたメタノールプラントの新設や拡張ならびに石炭から天然ガスへの燃料転換 この他、第5項「天然ガスの節約利用促進」では、天然ガスの利用効率向上を求めるとともに、生産企業に対し、随伴ガスの回収利用を含む天然ガスのマネタイズ(商品化)と外部への販売量を増やすよう求めている。 第6項「保障措置」では、需給管理や供給能力の強化を求め、さらに天然ガス価格について、徐々に改革を進め、代替燃料価格との整合性を図るとしている。また、天然ガス発電・化学工業プロジェクトについて許認可の厳格化を求め、大中型天然ガス田の天然ガスを原料としたLNG液化プロジェクトの建設を禁止すると定めている。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 3)企業(PetroChina)の対応 PetroChinaはオルドス盆地の天然ガスの増産、スポットLNGの緊急調達、自社向け供給の削減などにより対応し、天然ガス地下貯蔵設備の建設を加速すると表明した。 ①国産ガスの増産 PetorChinaは陝京ならびに西気東輸PLの主力ガス田であるオルドス長慶ガス田と新疆タリム盆地克拉-2ガス田の増産によりこの冬の供給量を約15%(平均生産量194百万m3/日)増やした。 ②輸入LNGの緊急調達 2010年1月、PetroChinaは冬場の季節需要に対応するため、CNOOCとShenergyの上海小洋山LNG受入基地を利用し、ロシアからスポットLNG6.5万t(気化後約9000万m3)を輸入、上海グリッドを通じ華東地域に供給した。PetroChinaはこの冬に約7億m3(LNG約51万t)のLNGを緊急調達する計画で、これにより6,000万元(約7億8000万円)の負担が生じるとしている。 PetroChinaがこの冬実際にLNG8カーゴ程度を調達した場合のとしても、日本を含む北東アジアLNG市場への影響について、現在は需要が軟調で推移しており、スポット調達による影響はほとんど出ないと見られている。 しかし、需要回復後、例えば今回の寒波のような突発的事情により、各国の調達時期が重なった場合、スポットLNGの供給は増加傾向にあり、調達そのものに支障はないと思われるが、価格が上昇する可能性は否定できない。 ③供給制限 傘下の産業向け供給を削減により、家庭用のガス供給確保を図ることを表明している。 (4)企業への不満 天然ガス不足について、天然ガス生産企業、特にCNPC(PetroChina)に対する不満の声が高まった。企業が高く売るために生産を抑えているのではないかといった憶測に加え、地下貯蔵設備が消費の数%に過ぎず、世界平均の15%に比べ著しく低いと、地下貯蔵設備の投資不足を批難する声が高まった。これに対し、政府や企業は2009年1-11月の天然ガス生産量は前年同期比8%の高い伸びであること、現在幹線PLへの供給を行うガス田はフル生産を続けていることなどを説明した。さらに政府はLNGの緊急輸入(スポットLNGの調達)により家庭向けのガス供給の安定を図る計画や中長期的措置として、PetroChinaをはじめとする天然ガス事業者に天然ガス貯蔵施設の整備とLNG受入基地建設加速(珠海、深?、山東基地の早期着工)を指示、天然ガスPL建設も加速させる。陝京第3、河北省秦皇島-遼寧省瀋陽間PL建設を近く承認する方針を示し、沈静化を図っている。 2.近年発見された大型ガス田の開発 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 1)中国の主要産ガス地域 PetroChinaを中心とする中国国内天然ガスの供給ペースは決して低いものではない。新疆から上海等東部沿海都市部向けの西気東輸PL稼動開始後、2004年から2008年にかけて年率約20%の高い伸びを示している。2008年以降やや減速したが、年率10%程度、約70億m3ペースで増産を続けている。2009年1-11月の天然ガス生産量は773億m3で前年同期比9%増加している 図2:中国の国産天然ガス供給 億m3900?800?700?600?500?400?300?200?100?0?20%18%16%14%12%10%8%6%4%2%0%対前年増加 China OGP、BP統計等にもとづき作成 中国の天然ガス資源は西部に偏在している。生産量の約8割が西部のオルドス、新疆(ジュンガル、タリム、トルファン・ハミ)、四川盆地、チャイダム盆地で、増加のほとんどは都市部向け幹線パイプラインの主力供給源であるタリム盆地とオルドス盆地による。長年、四川が最大の天然ガス産地であったが、2007年にタリムが四川を上回り中国最大の生産地域となった。2009年1~11月時点ではオルドス盆地がタリムの生産量を上回り首位に立っている。 (2)2000年以降発見された大型ガス田の開発 2000年以降、中国では大型の天然ガス田の発見が相次いだ。特に2000年に発見された蘇里格(スリグ)ガス田は国内最大の埋蔵量を誇る。最近これらの天然ガス田が相次いで開発に移行している。今後数年で、幹線パイプラインに接続可能な巨大ガス田(Sinopecの普光ガス田(2010年に生産能力105億m3/年)、PetroChinaの蘇里格ガス田(2015年の生産能力230億m3/年)から計300億m3/年程度の追加生産能力が見込まれる。 また、海洋は元々大型の油ガス田が少ないが、2006年に南シナ海深海で発見された茘湾ガス田は国内海洋最大の埋蔵量で、2013年には1期生産が開始、生産能力は80億m3/年に達する見通しである。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 }3:中国の堆積盆地別天然ガス生産量(2008年) 表2:2000年以降に中国で発見された大型天然ガス田 ガス田名蘇里格Sulige(スリグ)発見:2000年事業者PetroChina外資パートナーTotal(仏)PS契約(2006年3月)オルドス盆地蘇里格南鉱区埋蔵量(2P)Gas:39.75Tcf現状生産/開発中 備考・PetroChinaは蘇里格ガス田北部を先行開発、2002年生産開始、2008年の生産量は42億m3/年(405MMcfd)。・Totalと2006年3月にガス田南部(蘇里格南鉱区)についてPS契約締結・2008年、国家発展改革委員会は南蘇里格ガス田の開発計画(ODP)承認。・生産能力(グロス)は2015年に230億m3/年(2.23Bcfd)に達する見通し普光Puguang(プーグワン)発見:2003年Sinopec-Gas:12.36TcfCond:25MMbblSinopec年報(20-F)計上は4Tcf(2008年末)生産中2009年10月、試験生産開始2009年12月、上海等に供給開始(川気東送パイプライン)生産能力は2010年に105億m3/年(1.02Bcfd)に達する見通し羅家Luojia(ルオチャー)発見:2003年PetroChinaChevron(米)PS契約(2007年12月)四川・川東北鉱区Gas:6Tcf生産/開発中・2009年12月、国家発展改革委員会は羅家ガス田Feixianguan構造のODPを承認。・同構造の3期完成後の生産能力は32.8億m3/年(317MMcfd)南堡Nanpu(ナンプー)発見:2005年PetroChina-Oil:1040MMbblGas:4.25Tcf開発中2009年11月、1期生産開始1期処理能力は原油180万t/y(3.6万b/d)、天然ガス約4.9億m3/年(48MMcfd)茘湾Liwan(リーワン)発見:2006年CNOOCHusky(加)南シナ海29/26鉱区Gas:5TcfCond:50MMbbl開発申請中・2009年9月、Husky Energyは茘湾3-1ガス田のODPを政府に申請・2009年12月、流花(LiuHua) 34-2-1井において良好なガス貯留層発見・2009年12月、広東珠海高欄島に処理ターミナル建設、地方政府と合意・1期(2013年)生産能力は80億m3/年(774MMcfd)、2期完成後200億m3/年(1.93Bcfd) IHS Energy等にもとづきJOGMEC作成 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 3)近年発見された大型ガス田の開発状況 ①蘇里格(スリグ)ガス田 PetroChinaが2000年にオルドス盆地で発見した。ガス田全体の埋蔵量(2P)は39.75Tcf、主な貯留層は上部古生代砂岩。PetroChinaは2002年に試験生産を開始、2008年の生産量は148Bcf(42億m3)である。2006年3月、PetroChinaはTotalと蘇里格ガス田南部(蘇里格南鉱区)についてPS契約を締結した。Totalは2008年に南蘇里格ガス田開発について政府承認を得ており、現在第4ガス処理プラント建設を計画中である。 蘇里格ガス田全体の生産能力は2009年末に100億m3/年(1.06Bcfd)に達した。2015年に230億m3/年(2.2Bcfd)に達する見通しである。 図4:オルドス盆地地図 JOGMEC作成 ②普光(プーグワン)ガス田 Sinopecが2003年に発見、埋蔵量(2P、2009年)は12.36Tcf。Sinopecは年報(20-F)において2007年より普光ガス田の2P埋蔵量を単独で計上しているが、その2008年末現在の埋蔵量は4Tcfである(2007年末の3,509Bcf→2008年末4,001Bcfへ492Bcf積み増した)。 2009年10月、Sinopecは普光ガス田の試験生産を開始した。1期の生産能力は105億m3/年で、上海等東部地域に供給予定である。 ③羅家(ルオチャー)ガス田 PetroChinaが2003年に四川省達州市宣漢県で発見したサワーガス田である。2007年にカザフスタンGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 フテンギスなどサワーガス田の開発のノウハウをもつChevronとPS契約を締結した。埋蔵量は周辺ガス田を合わせ6Tcfとされている。Chevronが49%でオペレーターを務め、PetroChinaが51%を保有している。2009年12月、国家発展改革委員会はChevronとCNPCの四川羅家ガス田Feixianguan構造の開発計画(ODP)を承認した。Feixianguan構造の埋蔵は597億m3)で生産井14坑を掘削する。工期は3期に分かれており、1~3期の総事業費は47億ドルである。ガス処理設備(300万m3/日×3基)と脱硫施設を作る。3期完成後の処理能力は900万m3/日(32.8億m3/年)である。 番外:四川・竜崗ガス田 2007年5月に中国メディアによりPetroChinaが四川東北部で確認埋蔵量17~24Tcfの巨大ガス田竜崗ガス田を発見したと報じられたが、PetroChinaによる公式発表は行われず、その後の情報は少ない。IHS Energy によると 2006 年の発見井Longgang1(TD6,530m)は下部三畳系石灰岩層において61,917Mcfdのガスが得られた。2007年から2009年にかけて複数の坑井が掘削されており、数坑でガスが出た模様である。2009年に掘削された探鉱井Longgang1-8-1(TD6,450m)は二畳系石灰岩層において37,900Mcfdのガスを得ているが、深度の割にガスが少ないという見方がある。 図5:四川普光・羅家ガス田 JOGMEC作成 ④南堡(ナンプー)油ガス田 PetroChinaが2005年に発見した。同油ガス田は水深10mの浅海域に位置しており、PetroChinaは人工島による開発を行う。また原油の流動性が低いため、ヒーターでパイプラインを温める模様。2009年11月、1期生産を開始した。1期陸上ターミナル(南堡1・2油ガス田)の処理能力は原油3.61万バレル/日、天然ガスは約4.9億m3/年(47.66MMcfd)である。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 D茘湾(リーワン)ガス田(深海) 加Husky Energyが2006年に発見した。珠海沖合300kmに位置している。中国海洋で初めて水深1,500mの深海域で発見された大型ガス田である。埋蔵量は現在5Tcfで中国海洋最大である。2009年9月、Husky Energy茘湾3-1ガス田の開発案を提出した。1期は2013年完成予定、80億m3/年(77MMcfd)、2期完成後200億m3/年(1.93Bcfd)となる。 2009年12月、茘湾ガス田の北東23kmにおける試掘井流花(LiuHua)34-2-1井において良好なガス貯留層を発見した(水深1,145m、TD3,449m、55MMcfd)。 同月、CNOOC、南シナ海深海茘湾(Liwan)ガス田の処理施設を広東省珠海高欄島に建設することについて珠海市政府と包括取り決めに調印した。敷地面積は145万m2で高欄港経済区石化貯蔵地区の石嘴山付近にある。石油製品出荷用の埠頭を2か所(3万トン、0.5万トン)建設する。2012年完成予定である。ちなみにCNOOCは珠海高欄島にLNG受入基地を建設する計画も進めている。 図6:南シナ海茘湾ガス田 中国の国産ガス中長期供給見通しについて、事業者PetroChinaと政府や内外専門家の見方に乖離がある。国土資源部が2009年1月に発表した「全国鉱産資源規画(2008年~2015年)」における2015年時点の国産天然ガス開発利用目標は1,600億m3であり、中国のエネルギー専門家が執筆した「中国Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 .中国における国産天然ガスの供給見通し 3\源報告2009」や大手コンサルタントWood Mackenzie社によると、2020年の需要約2,500億m3に対し国産ガス供給は約1,500億m3となっている。 表3:「中国能源報告2009」による天然ガス長期需給予測(億m3/年) 需要国産ガス供給ギャップ2010年2015年2020年1,1009002002,0001,4006002,5001,5001,000 図7:Wood Mackenzie社による中国の天然ガス供給ポテンシャル 表4:PetroChinaによる天然ガス長期需給予測 2010年2020年2030年需要国産ガス供給ギャップ1,0688462221,5351,0504852,1071,277830 出所:PetroChina アジアの石油・ガス問題に関する日中共同シンポジウム(IEEJ/CNPC2008年12月) しかし中国最大の天然ガス開発事業者であるPetroChinaは2020年の需要を約1,500億m3、国産ガス供給見通しを約1,050億m3としておりかなり保守的にみえる。この数字は少々古く、最近PetroChinaは2020年の国産ガス供給見通しを約1,500億m3に上方修正した模様で、さらにCBMなど非在来型天然ガスの供給増加分期待できるとも聞く。 中国の天然ガスは埋蔵深度が深い、浸透率が低い、硫黄を含むサワーガスであるなど開発難易度がGlobal Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 bワっているという指摘がある。また天然ガスの出荷価格が国際価格に比べ低く抑えられている(2008年におけるPetroChinaの天然ガス平均卸価格はBrent原油(熱量等価)の29%で、日本のLNG輸入価格(75%)や英国NBP(64%)、米ヘンリー・ハブ(53%)に比べ大幅に安い。また中国の輸入LPG価格は熱量等価で国産の天然ガス価格の約2倍である。国内供給を需要の伸びに見合ったものにするためには現在検討中の天然ガス価格改革を行い、天然ガス開発・輸入事業者に投資インセンティブを与えることが必要ではないかと思われる。また、末端の都市ガス供給事業者との連携(都市ガス配給網やピークシェービング設備への投資、緊急時の需給調整など)も体系的に整備する必要がある。 表5:国際価格との比較(2008年) LNGLNG 天然ガス日本CIFEU CIFNBP価格対BrentBP統計にもとづき作成 12.5575%12.6175%10.7964%天然ガスHenry Hub8.8553%中国PetroChina4.9429%原油Brent16.76100% お、輸入パイプラインガスとLNGの供給について本稿では詳細に分析は行わないが、国産ガスの な供給を補うペースで順調に推移している。トルクメニスタンとミャンマーからの輸入パイプラインガスと輸入LNGで2020年時点に約700~800億m3/年の供給が行われる見通しである。 輸入LNGは2020年までに稼働中3基地に加え、6基地の計画が進行中である。長期売買契約、LNG受入基地建設のペースから、2020年時点で供給量が2,700万t/y(約360億m3/年)を超える可能性が高い。 輸入パイプラインガスについて、トルクメニスタンから中国向けの中央アジアパイプラインは2009年12月に稼働を開始、2009年12月末、中国新疆コルガス(第2西気東輸PL起点)にガスが到達し、西部区間(新疆コルガス~甘粛省中衛)の商業稼働が開始した。 CNPCは権益を保有するトルクメニスタンBagtiyaryk鉱区の1期ガス処理施設(50億m3/年)の建設を完成、2期(80億m3 /年)は2010年中に完成する見込みである。 トルクメニスタン政府は2009年12月にUAE(Petrofac/Gulf Oil & Gas FZE)、中国(CNPC)、韓国(現代/LG)企業と南ヨロテンガス田の天然ガス処理プラント等生産設備の建設(約200 m3 /年)について契約を交わした。トルクメニスタンから中国向けの天然ガス供給はBagtiyaryk(130億m3/年)と南ヨロテン(約200億m3/年)を合わせ、2020年までに300億m3/年超となる可能性が高まってきた。 また、ミャンマーから中国向けの天然ガスパイプラインも2013年に稼働開始予定であり、2020年時点で少なくとも50億m3/年程度は供給されると思われる。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 }8:中国の輸入LNG見通し(JOGMEC試算) 万t/年3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 広東500 -青島深?珠海浙江大連江蘇福建PNG-LNG豪Gorgon(ExxonMobil)豪Gorgon(Shell)カタールQatargas4(江蘇)カタールQatargas4(大連)豪CurtisカタールQatargas4カタールQatargas4カタールQatargas3イエメン上海スポットマレーシアMLNG(Tiga)福建スポットインドネシアTangguh広東スポット豪NWS中国Regas合計(試算) 広東大鵬基地と長期契約をベースに試算、原料ガス確保、着工済みの広東のみ増強分を追加 図9:中央アジアパイプラインと第2西気東輸パイプライン Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 JOGMEC 009年11月から年初にかけて断続的な寒波により中国各地で天然ガスが不足した。政府は天然ガス事業者に対し国産ガスの増産、輸入LNGの緊急調達を求めるとともに、2007年8月に発表した「天然ガス利用政策」にもとづき、家庭用都市ガス供給を優先、産業向けを抑制する供給調整による対応を求めた。また、中長期的な対策として天然ガス貯蔵施設の整備、LNG受入基地(珠海、深?、山東受入基地)の建設を加速する方針である。 天然ガスの需要が供給を上回る勢いで伸びていることは事実だが、この冬の供給不足の要因は季節需要差によるところが大きい。今後数年は冬場の天然ガス供給不足が起こりうる。現在建設中の江蘇省金壇の地下貯蔵庫に加え、江蘇、浙江省のLNG受入基地が完成すると東部沿海地域における冬場の天然ガス不足は解消に向かうと思われる。中国の天然ガス市場の健全な発展には地下貯蔵やピークシェービング設備の充実、末端都市ガス供給網の整備など、政府、需要家と供給者の協調と体系的な整備が求められる。 LNGの緊急調達が日本を含む北東アジアLNG市場に及ぼす影響について、現在は需要が軟調で推移しており、スポット調達による影響はほとんどないと思われる。しかし、需要回復後、今回の寒波のような突発的事情により、各国の調達時期が重なった場合、調達そのものに支障はない(スポットLNGの供給は増加傾向にあるため)と思われるが、価格が上昇する可能性は否定できない。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。 JOGMEC .まとめ 4図10:ミャンマー~中国向けパイプライン ?曹フ国産ガス供給は過去10年来高い伸びを示している。増産にはオルドス盆地など西部における天然ガス田が寄与している。2000年以降四川やオルドス盆地などで発見された大型ガス田が続々と開発に移行しており、2015年までに300~400億m3/年程度の追加供給が期待できる。また、輸入パイプラインガス・輸入LNGの調達(供給)は国産ガスの供給を補うペースで順調に推移している。 国産ガスは、埋蔵量ポテンシャルはあるが、開発難易度が上昇する一方、低く抑えられた国産ガス価格が開発の足かせとなる可能性がある。天然ガス価格制度の改革が必要と思われる。 Global Disclaimer(免責事項) 本資料は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下「機構」)調査部が信頼できると判断した各種資料に基づいて作成されていますが、機構は本資料に含まれるデータおよび情報の正確性又は完全性を保証するものではありません。また、本資料は読者への一般的な情報提供を目的としたものであり、何らかの投資等に関する特定のアドバイスの提供を目的としたものではありません。したがって、機構は本資料に依拠して行われた投資等の結果については一切責任を負いません。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。
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2010/01/22 竹原 美佳
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