ページ番号1006660 更新日 平成30年2月16日

インド:国営石油会社の動向

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レポートID 1006660
作成日 2004-11-17 01:00:00 +0900
更新日 2018-02-16 10:50:18 +0900
公開フラグ 1
媒体 セミナー・報告会資料
分野 企業探鉱開発
著者
著者直接入力 坂本 茂樹  
年度 2004
Vol 0
No 0
ページ数
抽出データ 0インド:国営石油会社の動向2004/11/17石油・天然ガス調査グループ坂本 茂樹報告内容11.最近のインド国有石油・ガス企業の動向2.これまでの需給・エネルギー政策3.今後のエネルギー・国有企業政策の見通しCンド、エネルギー産業構造インド政府石油・天然ガス省原子力石炭電力探鉱・開発精製・販売ONGCOil IndiaONGC-VideshIOCBharatHindustanGAIL---------IOC:イランLNG購入とガス田開発23?11月、NIOC子会社Petroparsとガス事業計画覚書に調印-IOCがイランのLNGを購入(South Pars)-South Parsガス開発事業に参加、共同でガス液化プラントを建設(投資額30億ドル)-下流事業専業のIOCには画期的な国際事業(ONGCは、別途、イランのガス事業参加を交渉中)NGCの動向(1)4?国内で独占的なシェアを持つ国有上流企業-Mumbai High油田他主要石油・ガス資産を操業-Mumbai High以後めぼしい発見無し-原油生産量は1980年代以降ほぼ頭打ち状態?子会社のONGC Videshを通じて海外で石油・ガス事業展開?対ロシア投資が報道(サハリン、カスピ海沿岸等)?最近はマーケット部門への多角化も指向ONGCの動向(2)5国名 鉱区・資産取得時期オペレーター状況ベトナム Lan Tay/ Lan Do1988年5月BPガス生産中イラク Block 8 2000年11月 ONGC Videsh 探鉱ロシア サハリン 12001年1月Exxon-N石油ガス発見ミャンマーBlock A-12002年1月大宇(韓国)ガス発見シリアBlock 242002年6月ONGC Videsh 探鉱イラン Farsi offshore2002年12月ONGC Videsh探鉱(サービス契約)スーダン GNPC生産資産2003年3月共同操業原油生産中リビア Block NC188/1892003年4月オーストラリアWA-306 P2004年8月TPOCAntrim 探鉱探鉱A入ガス:パイプライン建設計画、他6・潜在的に大きなガス需要を国産ガスのみでは賄えず、以前からパイプラインガス輸入を検討ー実現せずー案件;トルクメニスタン、イラン、バングラデシュ・11月、インド政府がパキスタンに対して、パキスタン経由でイラン天然ガス輸入パイプライン建設の協議を提案・ミャンマーBlock A-1で2004年にガス発見、⇒コンソーシアムはバングラデシュ経由パイプラインでインドへの販売を検討中・対ロシア投資検討:ー案件;サハリン3、カスピ海沿岸(ロシア、カザフスタン)インドのガスパイプライン、輸入計画7天然ガ子力ス原水力・他石炭石油石炭55%インド一次エネルギー供給(2001年)水力・他2%天然ガス7%原子力2%石油34%インド、原油生産量・消費量の推移9Cンドのエネルギー政策経緯?石油・ガス上流事業:国有企業(ONGC、OIL)が担う-1990年半ばまで外資の進出はあまりなし-探鉱成果は乏しく、生産量も増加せず-1990年半ば以降、外資の導入を図り、いくつかの発見10はあったが、生産量を上向かせるまでには至らず?国有企業民営化策:株式の放出、経営自由化政府がONGC、IOC等株式の80%強を保有し、次に国有企業間の株式持合い、その他第三者は10%以下?石油・ガス製品の価格統制政策灯油・LPG価格;補助金を用いて低く設定ガソリン、軽油価格;なお統制色が強い??今後の見通し:石油ガス相の発言112004/8月:ONGCおよびIOCの2社を中核企業として石油産業を再編成する案2004/11月:国有企業の業績批判ー国有企業の業績が民間及び外資企業に比べて劣るー国有企業の業務多角化の動きを批判ー国有企業トップに対して本業への回帰を促す⇒短期的:国有石油企業のパフォーマンス向上を求める⇒長期的:国有石油企業を統合して、2つのグループに再編成することを狙うOC会長の発言(2004/11月)12?将来的に国有石油企業が2系列への統合され、IOCとONGCがその核になることを念頭に置くー上流事業に大きく傾斜するのはまだ時期尚早ー当面の投資計画の50%近くを石油化学部門に投入、製油所と一体運営して利益率を上げ、財務基盤強化を狙うーLNG輸入、石油化学など周辺へのコア事業拡大に対して、積極的な発言今後の見通し13? 現政権:経済運営に自信、経済の自由化/民営化を進める? 中国:垂直統合された国営石油企業が、上・中・下流機能を併せ持つ強みを用いて海外の上流資産取得に成功する例? エネルギー需給構造の似通った中国モデル:インドにとってひとつの見本? 中国に加えて、インドの国有石油企業が海外上流資産の獲得競争に参加していく⇒エネルギー資源獲得競争:激化かCンド国有石油企業:統合後の構造(想定)14グループ(2)ONGC(一部資産)OIL(Oil India)IOC(Indian Oil)グループ(1)ONGCBharatHinduatanGAIL(Gas Authority)
地域1 アジア
国1 インド
地域2
国2
地域3
国3
地域4
国4
地域5
国5
地域6
国6
地域7
国7
地域8
国8
地域9
国9
地域10
国10
国・地域 アジア,インド
2004/11/17 坂本 茂樹  
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